寒い冬も快適に!おしゃれで暖かい秋冬用ラグの選び方のポイントは?

寒くなると床からじんわり冷気が伝わってきて、部屋全体がどこか冷たく感じられるもの。特に、賃貸アパートやマンションでは床暖房がないケースも多く、ラグでの寒さ対策が欠かせません。

とはいえ「見た目が気に入らない」「掃除がしにくい」などの理由で、理想の冬用ラグがなかなか見つからないとお悩みの方も多いでしょう。

この記事では、冬を快適に過ごすためのラグ選びのポイントと人気素材の特徴を解説します。季節の変化を楽しみながら暮らしを快適にするために、ご参考ください。

秋冬用ラグと普通のラグの違いとは?


秋冬用ラグと普通のラグの違いとは?

秋冬用のラグは、寒い季節の室内環境を快適に保つために特化したアイテムです。

夏用や通年用のラグとは異なり、保温性や断熱性、肌触りなど、寒さ対策に直結する特徴を備えており、素材の選び方や厚みによって機能性に違いがあります。

足元の冷えを防ぎながら、部屋全体の雰囲気もおしゃれにアップデートできる秋冬用ラグは、寒さ対策とインテリアの両立を叶える心強い味方。

では、秋冬用ラグと普通のラグの違いを素材や断熱性などの観点から見ていきましょう。

素材や毛足の違い


素材や毛足の違い

秋冬用ラグに多く使われる素材には、ウールやアクリルなどの保温性に優れたものが目立ちます。

また、肌触りのよさや見た目のふんわり感を重視するために、毛足の長さにもこだわった商品が多いことが特徴です。

例えば、毛足が長く密度のあるラグは、空気を多く含むことで断熱性が向上し、足元の冷たさを軽減してくれます。見た目にもボリュームがあり、冬らしいぬくもりを演出してくれる点も魅力でしょう。反対に、春夏用のラグはリネンやコットンなど通気性を重視した素材が使われ、毛足も短めでさらっとした質感が特徴です。

快適な住環境を実現するためには、季節に合った素材と毛足を選ぶことが大切です。

断熱性の違い


断熱性の違い

冬用ラグの役割のひとつが、床からの冷気を遮断する断熱効果です。

特に、フローリングの床では、暖房をつけていても足元から冷えがじわじわと伝わるため、断熱性の高いラグが必須アイテムとなります。裏面にウレタンやアルミシートなどを使用しているラグは、熱を逃がしにくく保温性に優れており、部屋全体の暖房効率を高める効果も期待できるでしょう。

また、断熱性の高いラグを敷くことで、床暖房やホットカーペットとの併用時にエネルギー効率が向上し、電気代の節約にもつながります。

寒い冬を快適に過ごすためにも、断熱性能を重視したラグ選びをおこないましょう。

秋冬用ラグの素材を比較しよう


秋冬用ラグの素材を比較しよう

ラグ選びで欠かせないポイントが、素材ごとの比較です。

見た目や肌触りだけではなく、耐久性やお手入れのしやすさ、防音性など生活スタイルに合った素材を選ぶことで、毎日の快適度がぐっとアップします。

では、冬におすすめの主要素材3つを比較してご紹介します。

ウール素材のラグの特徴


天然素材であるウールは、自然由来の風合いが空間に高級感をプラスしてくれる冬用ラグの定番です。吸湿性と保温性に優れており、冬は暖かく夏はさらっとした感触が続きます。

また、ウールは弾力性にも富んでおり、踏み心地が柔らかく疲れにくいことも特徴です。天然の防臭・防汚効果があり、汚れにくく長く愛用できる品質の高さが魅力といえるでしょう。

ただし、機能性が高いことから価格はやや高めで、家庭での洗濯が難しい商品も多いため、使い方に注意する必要があります。

アクリル素材のラグの特徴


アクリル素材は、ウールに似た柔らかい風合いを持ちながらも、価格が手ごろで手入れもしやすい合成繊維です。発色が良くデザイン性にも優れ、ふわふわの毛並みが足元をしっかり温めてくれます。

また、カビや虫害にも強く、アレルギーが気になる方にも人気の素材です。家庭用洗濯機で洗えるタイプもあり、衛生面を気にする方や汚れやすいキッチンや子ども部屋にも向いています。

軽量で扱いやすく、乾きやすい点も日常使いにはうれしいポイントです。静電気が起きやすい点には注意が必要ですが、静電気防止加工が施された商品を選ぶとよいでしょう。

ポリエステル素材のラグの特徴


ポリエステル素材は、耐久性が高く摩耗にも強いため、頻繁に歩く場所でも型崩れしにくい点が魅力です。さらっとした手触りと光沢感のある見た目で、デザインのバリエーションも豊富なことからおしゃれなインテリアとの相性もよいでしょう。

価格帯も幅広く、コスパを重視する方に最適な素材です。また、水をはじきやすく汚れに強いという性質もあり、子どもやペットのいる家庭でも使いやすいことから多くの方から支持されています。

ただし、アクリル素材と同じく静電気が起きやすいデメリットがあるため、静電気防止加工の商品を選ぶことがおすすめです。

部屋別に考える冬用ラグの選び方


冬用ラグは、ただ暖かいだけではなく、部屋の役割や広さに合わせて選ぶことで機能性を発揮します。

リビングや寝室、子ども部屋など、使用場所によって求められる性能は異なります。快適性はもちろん、安全性やインテリアとしての完成度も高めるためにも、家のどこにラグを敷くかを考えることがポイントです。

では、部屋ごとの最適な選び方を見ていきましょう。

【リビング-1】ラグの厚みで選ぶ


リビングは家の中心となる場所であり、冬でも家族が集まることが多い空間です。そのため、暖かさに加えて見た目の美しさやインテリアとの統一感も重要になります。

「床座り」でくつろぐ魅力は、あぐらをかいたり、脚を伸ばしたりと楽な体勢でリラックスできることです。
でも長時間「床座り」でくつろいでいると、腰が痛くなったり、足がしびれたりするときもしばしば…..。

そんなときは厚みのあるラグを使用してみてはいかがでしょうか?
長時間座ったり、寝転んだりするなら、厚みがあるラグのほうが床の硬さを感じにくく、疲れません。

さらに、厚みの他に反発性のあるものを選ぶと、へたりにくいので、より長く快適にくつろぐことができます。

【リビング-2】広さごとの最適サイズで選ぶ


【リビング】広さごとの最適サイズで選ぶ

6〜8畳ほどのリビングであれば、190×190cm程度のラグが最も使いやすいサイズです。12畳以上の広い空間なら200×250cm以上の大判タイプを選ぶと、ソファやテーブルもラグの上に収まって空間に一体感が生まれます。

また、動線の邪魔にならないよう配置することも大切です。家具の脚を一部ラグに乗せて配置すると、ズレにくく見た目もスマートに演出できるでしょう。

【寝室・子供部屋】床冷え対策と素材で選ぶ


【寝室・子供部屋】床冷え対策と素材で選ぶ

冬の朝、一番つらいのがベッドから出た直後の足元の冷たさ。寝室には、毛足が長く肌触りのよいラグをベッドサイドに敷くのがおすすめです。

また、子供部屋では床に座って遊ぶ機会も多いため、厚みがあり断熱性・防音性に優れたラグを選ぶとよいでしょう。防ダニ加工や滑り止め付きの安全性を意識した商品を選ぶと安心です。

素材はホコリが出にくいアクリルやポリエステルが使いやすく、汚れても洗えるものを選ぶと清潔に保てます。

【キッチン・玄関】狭い場所は温かさで選ぶ


【キッチン・玄関】狭い場所は温かさで選ぶ

キッチンや玄関は面積が限られているものの、足元が冷えやすく、しかも長時間立つことが多いエリア。キッチンマットとして使用する場合は、適度な厚みとクッション性があり、かつ滑りにくい素材を選ぶと快適に使用できます。

また、水や油をはじく撥水加工が施されているものならお手入れも簡単です。

玄関マットは来客の第一印象にも関わるアイテムなので、季節感を取り入れたデザインを意識しながら、しっかりと防寒・防汚機能があるものを選びましょう。

秋冬用ラグのおすすめ商品をピックアップ!


選び方のポイントを押さえたら、次は実際に選ばれている人気の秋冬用ラグをチェックしましょう。

ここからは、SESAMEでも人気の秋冬用ラグをカテゴリー別にご紹介します。各ライフスタイルに合うお気に入りの商品を見つけてくださいね。

ふわふわボリュームタイプのラグ3選


ふわふわボリュームタイプの冬用ラグが人気な理由は、圧倒的な暖かさと包み込まれるような肌触りにあります。厚みのある構造は空気を多く含むため断熱性が高く、床からの冷気をしっかりと遮断。寒い朝でも素足で過ごせる快適さを実現します。

また、リビングの中心に敷けば、視覚的にもぬくもりを感じる空間を演出してくれます。ラグ一枚で部屋全体の印象をがらりと変えることができ、まさに冬インテリアの主役級アイテムです。

【おすすめラグ】高反発50mmの極厚ラグ


高反発50㎜の極厚ラグは、厚みのあるふっくらとした仕上がりが特徴的なラグです。
専用のマイクロファイバーのカバーをセットしてご使用いただけます。
こちらのサイズは135×185・185×185・240×185㎝の選べる3サイズ展開なので、お部屋に合ったサイズを選べるのも嬉しいポイントです。

厚みが50㎜もあるので、長時間くつろいでいても疲れにくいので、長く快適にお使いいただけます。
マイクロファイバーのカバーは、洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いできるので、つい汚してしまっても安心です。
さらに、圧縮梱包でコンパクトに届くため、狭い玄関やエレベーターのない建物でもスムーズに搬入可能。

【おすすめラグ】フラン キルトラグ


フラン キルトラグ

フラン キルトラグは、厚みのあるボリューム感で足元をしっかりと温めてくれる冬用ラグです。

中わたに抗菌防臭加工を施しており、子どもが床で遊んだり、ペットがのびのびくつろいだりしても安心です。フランネル生地のふんわりとした質感は肌触りがやさしく、冬でも温かみを感じられるデザインとなっております。

ホットカーペットや床暖房にも対応しており、暖房効率を高めながら光熱費の節約にもつながります。手洗いで洗濯ができるため衛生的で、家族が集まるリビング用のラグにも相性がよいでしょう。

【おすすめラグ】ラピアス ラグ


ラピアス ラグ

ラピアス ラグは、冬の冷え込みに悩む方にぴったりのあったかアイテムです。

長めの毛足と厚みのある中材ウレタンが冷気をしっかり遮断し、素足でも快適な踏み心地を実現。裏面には滑り止め加工が施され、安全面にも配慮されています。ホットカーペットや床暖房にも対応しており、寒さが厳しい賃貸住宅でも暖房効率を高めてくれる点も魅力です。

見た目にもふんわりとした質感とボリューム感があり、部屋に温かみとやさしさをプラス。スノーホワイトやミルキーベージュなど、ナチュラルでおしゃれなカラー展開も豊富で、インテリアにこだわる一人暮らしや2人暮らしの女性におすすめの冬用ラグです。

北欧柄デザインのラグ2選


北欧柄デザインラグは、冬の寒さを和らげるだけではなく、お部屋に季節感と個性をプラスできる点が大きな魅力です。

幾何学模様や自然をモチーフにしたパターンが多く、ナチュラルインテリアやモダンテイストと相性抜群。視覚的に温かさを与えるデザインは、冬らしさを取り入れた模様替えにも最適です。

デザイン性と機能性を兼ね備えており、来客時にも好印象を与えてくれるため、リビングやダイニングに取り入れることがおすすめです。

【おすすめラグ】シンフォニー ラグ【約130×185cm】


シンフォニー ラグ【約130×185cm】

シンフォニー ラグは、冬のお部屋にぬくもりと洗練されたデザイン性をもたらしてくれるインテリア性の高い一枚です。幾何学模様をあしらった北欧スタイルのデザインは、シンプルなお部屋にも自然に馴染み、空間にアクセントと温かみを与えてくれます。

しっかりとした厚みと裏面の滑り止め加工により、冬場の冷たい床から足元を守りつつ、安全性にも配慮。ホットカーペットや床暖房にも対応しており、機能面でも抜かりがありません。ベージュとブルーの落ち着いたカラー展開で、ナチュラル系や北欧テイストのインテリアにもぴったり。

冬の模様替えに合わせて、スタイリッシュに寒さ対策をしたい方におすすめのラグです。

【おすすめ家具】シンフォニー ラグ【約200×250cm】


シンフォニー ラグ【約200×250cm】

冬の暮らしにデザイン性と機能性を両立させたい方にぴったりの一枚。約200×250cmと3畳相当で、ワンルームから2人暮らしのリビングや寝室にちょうど良い規格です。

北欧テイストの幾何学模様や淡めカラーが特徴で、インテリアに自然になじみつつ、冬らしい季節感を演出できます。厚みのあるジャガード織り構造でホットカーペット・床暖房にも対応しており、足元の冷えをしっかりガード。手洗いも可能なため、衛生面も安心です。

子どもやペットと住む家族向けのラグ2選


子どもやペットと一緒に暮らす家庭では、厚みがあり足音を吸収してくれる防音性、滑り止め加工による安全性、簡単に手入れできる素材かどうかがポイントになります。

床暖房やホットカーペット対応であれば、低温でもしっかり暖かくなり、節電にもつながります。お昼寝をする子どもや、活発に動くペットがいるご家庭では、衝撃吸収力のある中材入りラグや、アレルゲンをためにくい素材を選ぶとよいでしょう。

【おすすめラグ】Large(ラルジュ)【約130×185cm 長方形】


Large(ラルジュ)【約130×185cm 長方形】

サイズは約130 × 185 cmとコンパクトで、一人暮らしの寝室やセカンドルームにちょうどいい規格です。

長めのシャギー風毛足を持つポリエステル素材が使われており、厚みとボリュームによって足元をしっかり保温。裏面には不織布を使用しており、床が傷つくのを防ぎたい賃貸マンション・アパートでの使用にも安心です。

カラーは全部で5種類と、インテリアに合わせて選ぶことでおしゃれな空間を演出できます。ホットカーペットや床暖房にも対応しているため、冷えが気になる季節も快適な室内環境が実現可能です。

【おすすめ家具】Large(ラルジュ)【約185cm 丸型】


Large(ラルジュ)【約185cm 丸型】

丸いデザインが可愛く、ふわふわのやさしいタッチが魅力のラグです。

表面は厚み・毛足ともにしっかり設計されており、床からの冷気を遮断して足元を暖かく保つため、裸足で過ごす冬場も安心。裏面には滑り止め加工がされていて、元気に動き回る子どもやペットの転倒リスクを軽減できます。

ナチュラルインテリアやモダンインテリアとも相性がよく、生活感を抑えた暮らしを叶えます。ホットカーペットや床暖房との併用にも対応しているため、寒さ対策・節電効果にもつながります。

秋冬用ラグを使ったインテリア活用術


秋冬用ラグを使ったインテリア活用術

お気に入りの秋冬用ラグを取り入れることで、寒さ対策だけではなく、部屋全体の雰囲気を一新できます。素材やカラー、デザインの選び方次第で、季節感を上手に演出しながら、部屋全体の印象を温かく、心地よい空間に変えることも可能です。

では、秋冬用ラグを使ったインテリア活用術を解説します。ラグをもっと楽しむための実践的なアイデアを押さえて、快適でおしゃれな冬の暮らしを叶えましょう。

季節感を取り入れた模様替えでおしゃれに


ラグは、部屋の印象を大きく左右するインテリアアイテムです。秋冬シーズンには、あたたかみのある色味やふんわりとした質感のラグを選ぶことで、季節感を演出できます。

例えば、ブラウンやベージュ、ワインレッドなどの暖色系は、視覚的にも温かさを与えてくれるカラーです。クッションカバーやブランケットなどのファブリックと色を合わせて統一感を出せば、簡単におしゃれな冬インテリアが完成します。

大掛かりな模様替えをしなくても、ラグひとつで部屋の雰囲気を変えることができる点は大きな魅力といえるでしょう。

古くなったラグは別の活用に


買い替えのタイミングで処分に困る古いラグも、工夫次第でまだまだ活躍できます。

例えば、小さく切って玄関マットやキッチンマットに再利用するのは定番のアイデア。厚みがあるものなら、ペット用のベッドマットとしても活用できます。また、汚れても構わない場面での使い捨てラグとして、車のラゲッジスペースやアウトドア用に使うこともおすすめです。

ラグを再利用することで、ゴミを減らすだけではなく、費用の節約にもつながるでしょう。

ホットカーペット対応ラグで節約に


電気代が気になる冬場に注目したいポイントが、ホットカーペット対応の冬用ラグ。

ホットカーペット対応のラグは通常のラグと異なり、熱を通しやすく、長時間使用しても変形しにくい素材で作られています。ホットカーペットの上に敷くことで、足元をより快適に保ちながら、低めの温度設定でも十分な暖かさを感じられるように。結果として電気代の節約にもつながります。

耐熱・滑り止め加工が施されているタイプなら、安全性も高く、子どもやご年配の方がいる家族も安心して使うことができるでしょう。

秋冬用ラグの選び方は厚みと素材が鍵!


秋冬用ラグの選び方は厚みと素材が鍵!

寒い季節を快適に乗り越えるために欠かせない冬用ラグ。選び方のポイントは、厚みと素材にあります。床からの冷気をしっかり遮断しつつ、肌触りのよい素材を選ぶことで、毎日の暮らしがぐっと快適になります。

また、部屋ごとの使い方やライフスタイルに合わせた選定を意識することで、インテリア性と機能性の両方を満たすラグ選びが可能となるでしょう。

この記事を参考に、自分にぴったりの一枚を見つけて、冬の暮らしをより暖かく、おしゃれに楽しんでください。

この記事を書いた人

制作スタッフ

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