仕事や学業に追われていると、どうしても手が回らなくなってしまうのが「部屋の片付け」。
使ったらすぐに片付ければいいとわかっていても、「後で片付けよう」と机や床に放置してしまい、いつも部屋がごちゃごちゃ・・・なんて方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、片付けが苦手な方でも無理なく部屋が片付く仕組みづくりを解説!
SESAMEスタッフ厳選の収納家具も紹介するので、最小限の手間で綺麗が続く部屋を手に入れたい方は参考にしてくださいね。
片づけが苦手でもおしゃれな部屋に住みたい!

「今日は疲れてるから片付けは休みの日にしよう・・・」
片付けが苦手だと、ちょっとした片付けの手間でも億劫になりがちですよね。
しかし毎日の片づけを後回しにすることで部屋が乱れていき、休日は掃除で一日が終わってがっかり・・・なんて悲しい経験を繰り返すことも。
「SNSのブロガーさんのように、おしゃれで洗礼された部屋になりたい」
「いつでも気軽に人を呼べる部屋にしておきたい」
そんな悩みを抱える方のために、片付けが苦手でも部屋の綺麗が続くコツを紹介します!
片付かない部屋にありがちな4つの特徴

まずモノが片付く部屋を手に入れるには、部屋が片付かない理由を知るのが大切です。
片付かない部屋にありがちな特徴は、次の4ポイントです。
片付かない部屋にありがちな4つの特徴
POINT1:モノを片付ける定位置が決まっていない
POINT2:「とりあえず」でモノを床や棚に置きがち
POINT3:モノをなかなか捨てられない
POINT4:収納グッズを使いこなせない
ひとつずつ、詳しく解説していきますね。
POINT1:モノを片付ける定位置が決まっていない
使おうと思った時に欲しいものがどこにあるか分からず、部屋中をひっくり返したり、買い直した途端見つかったり。
部屋のどこに何を片付けるのか定まっていないことで、無駄な手間やコストがかかってしまうのが、片付かない部屋の特徴です。
片付けやすい場所にモノの住所を決め、使ったらそこに返す。
その仕組みづくりのために、モノを使う場所に収納スペースを用意するのが大切です。
POINT2:「とりあえず」でモノを床や机に置きがち
外から帰ってきたら「とりあえず」カバンを床に置く。
服のタグを切ったハサミを「とりあえず」机の上に置く。
使ったモノの片づけを後回しにしてしまうと、「とりあえず」のモノがあちらこちらに散乱する惨状に・・・。
「とりあえず」を無くすには、すぐに片付ける習慣づくりだけでなく、使ったものを適当に置くより元の場所に戻した方がラクになる仕組みづくりをしましょう。
POINT3:モノをなかなか捨てられない
「片付かない部屋あるある」なのが、モノが多いということ。
何カ月も使っていないモノでも「いつか使うかもしれない」と、なかなか捨てられないパターンがよく見られます。
・破損している
・1年以上手に取っていない
・今のライフスタイルに合っていない
・使用用途が曖昧
・人から贈られたけれど使っていない
上記に当てはまるものは今後もほぼ出番がないので、思い切って処分したり、必要としている人に譲ったりするとスッキリしますよ。
POINT4:収納グッズを使いこなせない
片づけを頑張ろうと収納グッズを買ったものの上手く使いこなせず、収納グッズ自体が部屋をごちゃごちゃにする要因になっている、そんなエピソードも「片付かない部屋あるある」です。
「便利そうだから」で購入するのではなく、収納グッズを「どこで・何を・どのように」使用したいのかを明確にし、目的にあったものを選びましょう。
片付け上手な人に学ぶ!綺麗が続く部屋づくり3つのコツ

片付けが苦手な人が綺麗な部屋を維持するには、「片付け上手になる」よりも「散らかりにくい仕組みをつくる」のが秘訣です。
無理なく片付く部屋をつくるために、次の3つを意識しましょう。
綺麗が続く部屋づくり3つのコツ
STEP1:モノをよく使う場所に定位置をつくる
STEP2:ワンステップで収納できるグッズを選ぶ
STEP3:見せない収納で隠す
ひとつずつ詳しく解説していきます。
STEP1:モノをよく使う場所に定位置をつくる
先程お話したとおり、片付きやすい部屋づくりにはそれぞれのモノの住所を決めるのが重要です。
モノの住所を決めるコツは、「どこで使い始めるか」。
例えば帽子やマスクなど玄関で使い始めるものは玄関に、キッチンで使い始めるものはキッチンに置きます。
下着やパジャマなどもクローゼットではなく、使い始める場所である脱衣所に住所を決めるとひと手間省けますよ。
STEP2:ワンステップで収納できるグッズを選ぶ
片付けを手間に感じないためには、ワンステップで片付けられる収納グッズがぴったりです。
特に日常的に使うものは、引き出しを開けた後さらにボックスの蓋を開けてしまうようなツーステップ以上の収納より、ボックスの中にポンと片付けるだけで完結するような収納がおすすめです。
STEP3:見せない収納で隠す
インテリアと収納が一体になった「見せる収納」は、おしゃれな部屋によくある収納方法です。
しかしある程度片付け上手な人でないと、部屋をごちゃごちゃに見せる原因になってしまいます。
まずは引き出しや扉のついた「見せない収納」で、部屋をすっきり見せることから始めましょう。
SEMAMスタッフおすすめ!おしゃれも片付けやすさもかなう収納家具8選

ここからはSESAMEスタッフが厳選した、片付けやすさとおしゃれが両立するアイテムを8つ紹介します。
CHECK1:生活感を隠して見た目をすっきりさせる扉付きキャビネット
先程もお話したとおり、片付けが苦手な人は「見せる収納」よりも「見せない収納」が安心です。
扉付き収納や引き出し収納を活用して生活感をなくし、整った印象を演出しましょう。
【おすすめ家具】neine(ネイン) ローボード NIN43-150L
つづきをみる

テレビ周りをすっきり収納したい方におすすめな、ローボードタイプのテレビ台。
3つの扉ごと収納タイプが異なるので、AV機器やDVDなど片付けたいものに合わせて収納できます。
【おすすめ家具】alan(アラン) デザインキャビネット ALN77-72C
定番のホワイトと陰影が美しいストライプで、海外インテリアのような洗礼された雰囲気を演出するキャビネット。
下部にコード穴があるので、WiFiルーターなど生活感のあるアイテムもすっきり隠してくれます。
【おすすめ家具】LIFUL(リフル) キャビネット LI77-72C
ヴィンテージ加工のオークホワイトカラーとワンプッシュで簡単に開閉できるプッシュラッチで、おしゃれも使いやすさも兼ね備えたキャビネット。
A4サイズが余裕で収納できるため、ごちゃつきがちな書類や書類の片付け先に活躍します。
CHECK2:ワンステップでざっくり片付けられる収納ボックス
「片付けの手間を最低限にしたい!」という方にマッチするのが、大きなボックスやかごに入れるだけで完結する収納術です。
プラスチック製のアイテムが多いですが、長く使い続けるなら丈夫で害虫に強い木製タイプをすすめします。
【おすすめ家具】マルチ収納 CH40-95D
収納とローテーブルの2WAYで活躍する、キャスター付きマルチ収納。
少し大き目なぬいぐるみやカバンでもすっぽり収まる2杯の大容量ボックスが、片付けが苦手な人を優しくアシストします。
CHECK3:デッドスペースを有効活用できる隙間収納
小さな部屋で収納を増やすなら、デッドスペースを活用できる隙間収納アイテムが大活躍します。
ランドリーやキッチンなど、モノが多いのに収納場所が少ない場所にぴったりです。
【おすすめ家具】DOLLY(ドリー)すき間収納 DOK160-20SS
キッチンやランドリーのちょっとした隙間にピタッとハマる、幅20㎝のスリムラック。
最大18段階の高さに調整できる移動棚が、様々なシチュエーションに柔軟に対応してくれます。
【おすすめ家具】隙間収納ロータイプ JS85-15SS OAK/WH
冷蔵庫とシンクのちょっとした隙間にぴったり納まる、キャスター付きキッチンワゴン。
棚の高さを自由に調整できるので、調味料や瓶など収納したいものに合わせやすいのが魅力です。
もっとたっぷり収納したい方に向けた、ハイタイプのワゴンもありますよ。
デッドスペースを有効活用する隙間収納をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみてくださいね。
CHECK4:生活の動線上に手軽におけるコンパクト収納
モノを使う場所に住所を作りたい時に活躍するのが、薄型の収納アイテムです。
一人暮らしの小さな部屋でも生活スペースを確保しつつ、収納が欲しい場所へ手軽に設置できます。
【おすすめ家具】ルーバーマルチボックス HT90-40
通気性のよいルーバーで、湿気がこもりやすい洗面所でも快適に使えるランドリーボックス。
足元の空間は、置き場所に困りがちな体重計の定位置としてベストマッチします。
【おすすめ家具】カウンター下収納 キャスター付 DT75-60C
眼鏡やアクセサリーなどの小物からA4ファイルまで、リビングでよく使うものを手軽に収納できるカウンター下収納。
背面が木目調の美しい化粧張りになっているので、来客時は隠しキャスターでクルっと回転させれば生活感を隠せます。
無理なく綺麗が続く片付く仕組みづくりで、毎日心地よい暮らしを!

いつでも整った部屋を手に入れるには、無理なく片付く仕組みづくりから始まります。
自分が「片付け上手」になるよりも「片付けやすい部屋づくり」を目指せば、片付けが苦手な方でも綺麗な部屋をキープできるでしょう。
この記事を参考に、あなたの毎日にぴったりな収納術を選んでくださいね!